「暑すぎて外に出るだけで危険…。」

そんな日が続いていますが、この暑さで影響を受けるのは人間だけではありません。

実は、魚も暑さの影響を大きく受けています。

今回は、夏だからこそ知っておきたい魚と暑さの関係をご紹介します。

① 魚は30℃を超える環境が苦手な種類も多い

海は広いので涼しそうに感じますが、夏は沿岸部の海水温がかなり上昇します。

水温が高くなると酸素が水に溶け込みにくくなるため、魚は呼吸がしづらくなり、深い場所へ移動したり、エサを食べる量が減ったりすることがあります。

そのため、「いつもの場所で魚が釣れない」という現象が起こることも少なくありません。

② 魚は釣った瞬間から鮮度との勝負

夏場は気温が高いため、魚の鮮度が落ちるスピードは冬より何倍も早くなります。

釣った魚をバケツに入れっぱなしにすると、身の傷みが早くなり、臭みの原因にも。

釣れたらできるだけ早く締めて、氷でしっかり冷やすことが、美味しく食べるコツです。

③ 「朝まずめ」が釣れやすい理由

夏に早朝の釣りが人気なのは、人が涼しいからだけではありません。

朝は水温が比較的低く、魚の活性も上がりやすいため、エサを探して動き回る魚が増えます。

反対に、真昼の猛暑では魚も暑さを避けて深場へ移動することが多く、釣果が落ちることがあります。

④ 漁師さんも暑さとの戦い

近年は海水温の上昇により、今まで獲れていた魚が減ったり、違う種類の魚が増えたりするケースもあります。

さらに炎天下での作業は熱中症のリスクも高く、漁業は年々厳しい環境になっています。

今日からできること

スーパーで魚を買ったら、寄り道せずに持ち帰る。
保冷バッグを使う。
釣りに行くなら氷を多めに準備する。

ほんの少し意識するだけで、魚をより美味しく、安全に食べることができます。

毎日のように続く猛暑。

「暑いなぁ」で終わるのではなく、海や魚たちにも同じように影響が出ていることを知ると、いつもの食卓が少し違って見えるかもしれません。